地域ブロック 北海道大会
Sponsored by
<北海道ブロック大会 テーマ>
地域の特性を生かした、北海道ならではの多面的な産業を考えよう
| 開催概要
-
会期
2025年 11月 9日(日) 10:00~17:25 (9:30受付開始)
-
会場
北海道大学
〒060-0808 北海道札幌市北区北8条西5丁目
-
定員
120名
-
参加費
無料(事前登録制)
※交通費は自己負担、昼食は各自持参となります。
-
開催内容
基調講演、ワークショップ
-
主催
サステナブル・ブランド ジャパン(株式会社Sinc)
-
共催
株式会社日本旅行
-
協賛
オンキヨー株式会社、カンタス航空、SPACE COTAN株式会社、ピーエス工業株式会社
-
後援
文部科学省、環境省、北海道教育委員会、札幌市教育委員会、公益財団法人アイヌ民族文化財団、公益財団法人札幌国際プラザ、NPO法人日本持続発展教育推進フォーラム
-
メディアパートナー
サステナブル・ブランド ジャパン
| 開催テーマ
普段接する機会の少ない生徒同士 が、それぞれの目的達成に向けて有意義な議論を交わせるよう、本年より各ブロック大会にテーマを設定しています
<北海道ブロック大会 テーマ>
地域の特性を生かした、北海道ならではの多面的な産業を考えよう
北海道は広大な土地、豊かな自然環境で農業・酪農・漁業をはじめとした一次産業が育まれ、地場の食材を活かした食品加工や特産品開発、観光促進など、多様な産業と結びつきを深め、地域経済を支え成長してきました。
一方で、気候変動に伴い、世界の農業生産性や漁獲量は大きく変化することが予測されている他、少子高齢化による産業継承問題、公共事業維持問題などの課題も山積しています。
こうした現状を踏まえ、北海道全体の活力を高めるためには、道内外との連携を図りながら地域特性を強みに変える新たな産業の創出が求められています。
本大会では、それぞれの地域で直面する課題や可能性を共有しながら高校生が地域の枠を超えた発想でアイデアを出し合い、持続可能で多面的な産業の可能性について考え、発信していく場としています。
| プログラム
10:00〜11:55
オープニング(ご挨拶)
Sustainable Brands Japan
松本 侑記
北海道大学
サステイナビリティ推進機構
出村 誠 Profile
北海道
総合政策部
国際局長
小林 靖幸 Profile
株式会社日本旅行北海道
代表取締役社長
清水 伸一 Profile
基調講演
講演概要
皆さんの好きなこと、心がときめくものは何でしょうか。私は魚です。では、皆さんは、「どこから」好きなものの「どんな側面」を見ることが好きなのでしょうか。私はこれを自問自答しながら魚に向き合ってきました。そのうちに「魚を研究することで課題を解決する」ことが一番好きなのだと思うようになりました。好きなことを突き詰めた先が課題解決であることは以外に多いことのようです。私は、中学生の頃から、研究のような活動をしてきました。そんな中で、「たかが中高生で研究ができるのか」「意味があるのか」そう相手にされないこと、自分で思いつめることもありました。それでも全力で突き詰めてきたことで、仲間、大人が力を貸してくれるようになり、自分への理解を深めること、前に進めることができました。この経験があるからこそ、今の私があります。今回の講演では、「好きなことをやりこむ」ときっと面白い未来が待っていること、高校生でも思いがあれば、大人も巻き込んで“きっと”学術的・社会的にインパクトを与えられることを、私の経験も踏まえてお話したいと思います。
テーマ別講演企業による
パネルディスカッション
12:15~13:10
アイスブレイク・ランチ
13:10~16:25
ワークショップ
・テーマ別講演
・ディスカッション
・発表
・総評
テーマ① 共生社会の実現
タイトル モビリティの価値とは?航空会社が文化交流や文化尊重のためにできることとは?
SDGs目標 #5.ジェンダー平等を実現しよう、#8.働きがいも経済成長も、#10.人や国の不平等をなくそう
Presented by カンタス航空
カンタス航空
日本地区営業本部 スーパーバイザーフィールドセールス
齊藤 祥毅 Profile
講演概要
カンタス航空は、2050年までにネットゼロ・エミッションを達成することを目標に掲げ、地上から空の上においてサステナビリティ活動に力を注いでいます。 3つの主要原則に焦点を置き、そのひとつ「Connecting customers and communities(お客様と地域社会を繋ぐ)」は、地域社会とともに”旅の未来を守る取組み”を行っております。 また、カンタス航空は、6万年以上の歴史を持つすべての先住民の知識と文化を讃える”Spirit of Australia""の精神を反映させることを目指しています。 すべての先住民の社会的、経済的、文化的な多様性を尊重することの重要性を理解し、モビリティーー航空会社ができることは何かをぜひ一緒に考えたいと思います。
テーマ② 宇宙ビジネスの可能性
タイトル 北海道に宇宙版シリコンバレーをつくる
SDGs目標 #9.産業と技術革新の基盤をつくろう、#11.住み続けられるまちづくりを
Presented by SPACE COTAN株式会社
SPACE COTAN株式会社
代表取締役社長 兼 CEO
小田切 義憲 Profile
講演概要
SPACE COTANは大樹町の民間商業宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」を運営しています。大樹町が40年前から継続してきた宇宙基地誘致の取り組みを基盤に、現在は大樹町とともに国内外の多様なロケットを高頻度に打上げられる宇宙港の整備を進めています。 世界の人工衛星の打上げ需要は高まっています。人工衛星による通信や地球の観測などで、生活の効率や質を高めていますが、打上げるための宇宙港が不足しています。SPACE COTANはHOSPO整備によって宇宙港不足を解消し、人工衛星などの打上げと衛星データを活用した豊かな生活の実現に貢献します。 大樹町はロケットを打上げる東と南方向に広がる海、周辺の広大な土地など複数の地理的優位性があり、宇宙港の世界的な適地です。これを活かして高頻度に打上げられる宇宙港の整備が可能で、多くのロケット打上げ事業者や人工衛星事業者がHOSPOを利用することが期待され、周辺には様々な関連作業が多数進出します。SPACE COTANはHOSPOを中心に宇宙関連産業の集積「宇宙版シリコンバレー」を創出し、北海道の地域活性化にも貢献します。
テーマ③ 自然とエネルギーの調和
タイトル 自然+PS ~植樹活動からみえた歴史、仕事への効果
SDGs目標 #3.すべての人に健康と福祉を、#7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに、#15.陸の豊かさも守ろう
Presented by ピーエス工業株式会社
ピーエス工業株式会社
取締役 工場長
後藤 猛 Profile
講演概要
弊社は1972年に北広島市にある工場ができてからすぐに植樹活動を行いました。 当時は創業者の”森の中にある工場”を創りたいという夢からの出発でした。 その後50年近く経ち、温暖化やエネルギー高騰など社会外部環境は大きく変化しました。 その中で植樹した木々はゆっくりと着実に成長し、森の中の工場となりました。 2021年には全国森の中の工場大賞にて経済産業大臣賞を受賞し、全国でも珍しい緑に囲まれた工場となりました。 ここで働く社員が自ら植樹をして、またそれに続く若いメンバーが隔週で森のお守り(間引き)をしています。 社員の働きがいをつくっただけでなく、間引きした木々で暖房の熱源として薪ボイラーで温水をつくり、弊社の製造している熱源としても活用されています。 結果的に燃料消費を3割近く削減し、エネルギー活用を上手にできています。 森が吸収するCO2も100t/年を越え 事務所等で使うエネルギーとカーボンニュートラルになっています。 50年経った今、環境の大事さ、そしてそれが会社の生産性やブランドにも大きな影響をあたえてくれていることを実感しています。
16:40~17:20
全体総括
| スポンサー
オンキヨー株式会社
創業以来70年にわたりオーディオ製品を開発してきた技術、ノウハウを生かして、独立した新しいオンキヨー株式会社として、アニメのコラボレーション製品の販売や、音や振動技術を基に社会インフラへ役立つ技術、サービスの提供、また、食品への音楽による振動熟成サービスを酒蔵、ワイナリーへの技術供与による付加価値提案を行っています。これからも社会や会社の課題を解決するためのサービスを提供してまいります。
カンタス航空
シドニーを本拠地とし、2025年に創業105周年を迎えるオーストラリアを代表する航空会社です。2025年8月現在、東京(羽田/成田)から豪州3都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン)へ週28便*の直行便を運航中です。カンタス航空は、日豪間および豪州国内で最大のネットワークを持ち、豪州内各地へのスムーズなアクセスが可能です。
*スケジュール、機材は予告なく変更になる場合があります。
SPACE COTAN株式会社
北海道スペースポート とは、SPACE COTAN が運営する、民間に開かれた商業宇宙港です。
垂直型 / 水平型 / 気球等の多様な機体の打上げ・離着陸に対応できる、マルチユースかつ国内外の誰もが利用可能。アジアのハブ宇宙港として世界の宇宙ビジネスの発展を支える、インフラになることを目指しています。
▶WEBサイト
ピーエス工業株式会社
創業65年となります温度と湿度の専門メーカーとして冷暖房加湿製造を全国で行っています。
北海道北広島市にある工場は50年以上前から植樹活動を行い森に囲まれた工場となっています。木こりチームが活動し、隔週に間引き活動を行い、伐採した木を薪ボイラーにて活用しています!
▶WEBサイト
NPO法人日本持続発展教育推進フォーラム
学校教育の現場でESD (Education for SustainableDevelopment-持続可能な社会の担い手づくりを目指した教育)を普及していくため、政府や自治体、ユネスコなど公的機関や民間企業・団体との連携を広げ、ESD普及に必要な人材や各種教材の開発・提供、事例発表などを2009年の設立から展開しているNPO法人です。▶️WEBサイト
会場協力
北海道大学
札幌農学校を前身とする北海道大学は、SDGsやサステイナビリティという言葉がない時代から持続可能な社会への貢献を目指してきました。
2014年には、創基150年となる2026年に向けて「世界の課題解決に貢献する北海道大学へ」と題した近未来戦略150を掲げ、持続可能な社会の実現に資する教育・研究を行っています。
それぞれの学部・大学院の授業、特別教育プログラムのほか、学生活動等を通して広く、深く、SDGsやサステイナビリテイについて学ぶことができます。
▶WEBサイト
アクセス
北海道大会 11月9日(日)開催
北海道大学
主催
サステナブル・ブランド ジャパン
サステナブル・ブランド(SB)は、2006年に米国で誕生した、未来に選ばれるブランドであり続けるために挑戦するブランド・イノベーターたちが集う、世界有数のグローバル・コミュニティです。
創設以来SBが目指しているのは、社会的・環境的課題を「ブランド・イノベーション」「価値創造」「ポジティブ・インパクト」を生み出すための原動力と捉え、ビジネスリーダーや実務者に新たな視点ときっかけを提供し、世界をより良く変 えていくことです。
日本では、この活動を「サステナブル・ブランド ジャパン」として株式会社Sincが推進しています。
【サステナブル・ブランド ジャパン メディアサイト】
https://www.sustainablebrands.jp/
共催
株式会社日本旅行
1905年(明治38年)創業の日本旅行は日本で最も歴史のある旅行会社として、それぞれの時代のニーズに応じたサービスを提供するとともに、「旅」を通じて広がる交流を生み出し、豊かな生活と文化の向上に貢献してきました。
私たちは、これからもすべての人が将来にわたり幸福に暮らしていけるよう、“地球”という観光資源を守るために「Tourism for Tomorrow」をスローガンにSDGs達成に取組みます。
【日本旅行の取組み WEBサイト】
SB Student Ambassadorに関する
お問い合わせ
【参加に関する問い合わせ】
株式会社日本旅行 Student Ambassador大会事務局
担当:岩永、早川、飯田
〒103-8266 東京都中央区日本橋1-19-1
日本橋ダイヤビルディング11階
電話:03-6895-7766(平日10:00~17:00 土・日・祝日休業)
メール:sustainablebrands【@】nta.co.jp
※【@】は半角のアットマークに変換をお願いします
【プログラムについて/主催へのお問い合わせ】
SB Student Ambassador 主催事務局(株式会社 Sinc 内)
メール:sinc_sb【@】sri-sinc.jp
※【@】は半角のアットマークに変換をお願いします





























