地域ブロック 九州大会
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<九州ブロック大会 テーマ>
7県独自の地場の強みを活かした、魅力的な地域産業を考えよう
| 開催概要
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会期
2025年 10月18日(土) 9:30~17:20(9:00受付開始)
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会場
福岡大学
〒814-0180 福岡県福岡市城南区七隈8-19-1
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定員
120名
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参加費
無料(事前登録制)
※交通費は自己負担、昼食は各自持参となり ます。
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開催内容
基調講演、ワークショップ
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主催
サステナブル・ブランド ジャパン(株式会社Sinc)
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共催
株式会社日本旅行
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協賛
タイ国政府観光庁、株式会社吉開のかまぼこ、YKK AP株式会社
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後援
文部科学省、環境省、福岡県、福岡県教育委員会、福岡県私学協会、福岡大学、NPO法人日本持続発展教育推進フォーラム
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メディアパートナー
サステナブル・ブランド ジャパン
| 開催テーマ
普段接する機会の少ない生徒同士が、それぞれの目的達成に向けて有意義な議論を交わせるよう、本年より各ブロック大会にテーマを設定しています
<九州ブロック大会 テーマ>
7県独自の地場の強みを活かした、魅力的な地域産業を考えよう
九州、特に福岡は古くから「アジアの玄関口」として、海外との外交や貿易の拠点として重要な役割を果たしてきました。また東西・南北に交通ネットワークが形成され、7つの県の人・モノ・情報等の交流が展開されてきました。今後確実に見込まれる人口減少においては、地域間の連携により産業、観光、文化等様々な分野で各都市が共生しながら、九州全体としての地域力を高めることが重要となっています。
本大会では、7県それぞれの特色や課題を共有しながら、未来の九州を形づくる新たな産業のアイデアを自由な発想で考え、九州から全国、そして世界へとつながる魅力的な都市について発信していく場としています。
| プログラム
9:30〜11:35
オープニング(ご挨拶)
Sustainable Brands Japan
Country Director
鈴木 紳介 Profile
福岡大学
学長
永田 潔文 Profile
福岡県
企画・地域振興部総合政策課 企画監
藤岡 健太郎 Profile
株式会社日本旅行
九州広域営業部
執行役員 九州エリア代表
大井 宇亮 Profile
基調講演
講演概要
廃棄物をアートという手段によって価値へと転換する事業によってこれまで大量生産・大量消費の裏側で見過ごされてきた廃棄物を世界中500名以上のアーティストとともにアートへと昇華させてきた。社会で厄介者とされている廃棄物を“憧れ”の存在にするというACTA+が考えるビジョンや橋本の背景を起点に、参加する各々が、「自分のルーツや強みを活かして予想外な未来をデザインするヒント」について一緒に考える機会を提供する。
テーマ別講演企業による
パネルディスカッション
11:55〜12:50
アイスブレイク・ランチ
12:50〜16:15
ワークショップ
・テーマ別講演
・ディスカッション
・発表
・総評
テーマ① 持続可能な観光
タイトル 観光客も地元民もみーんなハッピーに!タイから学ぶ持続可能な観光とは?
SDGs目標 #8.働きがいも経済成長も、#12.つくる責任つかう責任、#14.海の豊かさを守ろう
Presented by タイ国政府観光庁
タイ国政府観光庁
福岡事務所
マーケティングオフィサー
大森 優華 Profile
開催概要
観光は楽しい体験ですが、その裏で自然や地域社会に負担をかけてしまうこともあります。タイでは観光が経済の大きな柱で、国内総生産(GDP)の約2割を占めています。人気の観光地にはたくさんの人が訪れ、自然が壊れたり、地元の人々の生活に影響が出たりする「観光公害(オーバーツーリズム)」という問題も起きています。 そこで注目されているのが「持続可能な観光(サステナブルツーリズム)」です。これは、観光客も、観光業者も、地域の人々も、みんなが責任を持って観光を行い、自然や文化を未来に残していくという考え方です。 タイでは、地元の文化体験ツアーや自然保護活動、海洋ごみなどを再利用したアップサイクル商品を観光客向けに販売するなどの取り組みが広がっています。観光を通して、地球や人々の未来を守るためにどうしていくべきか一緒に考えてみませんか?
テーマ② 伝統と革新
タイトル 廃業寸前の老舗130年の蒲鉾屋復活!赤の他人の24才女子が起こした奇跡
SDGs目標 #8.働きがいも経済成長も、#9.産業と技術革新の基盤をつくろう
Presented by 株式会社吉開のかまぼこ
株式会社吉開のかまぼこ
代表取締役社長
林田 茉優 Profile
講演概要
130年続く老舗かまぼこ屋「吉開のかまぼこ」は、一時は廃業寸前の状況にありました。そんな中、まったく血のつながりもない当時大学4年生だった私は偶然吉開のかまぼこと出逢い、24歳の時に四代目社長に就任し継ぐことになったのです。復活までの道のりや、引き継いでから挑戦を重ねる日々は決して順調ではなく、経営の知識も経験もない私にとって、困難の連続でした。しかし「誰もやらないからこそ、私がやる」という想いで、仲間やお客様に支えられながら、一歩ずつ会社を立て直してきました。講演では、老舗企業の再生に挑んだリアルな体験や、失敗から学んだこと、そして若くても、血縁でなくても、“挑戦できる”というメッセージをお伝えします。皆さんが将来の進路を考える上で「自分の可能性は自分で決める」という勇気を持つきっかけになれば幸いです。
テーマ③ 住まいと環境
タイトル 「窓」から考えるサステナビリティ
SDGs目標 #3.すべての人に健康と福祉を、#13.気候変動に具体的な対策を
Presented by YKK AP株式会社
YKK AP株式会社
サステナビリティ推進部
部長
三浦 俊介 Profile
講演概要
トレードオフの関係として議論されることが多い「環境問題」と「経済合理性」。環境を守ることはとても大切である一方、環境に配慮するためには今まで以上にコストが掛かってしまいます。「環境」と「お金」この二つを両立する道はあるのか。そして「環境保護」のための「我慢」は果たしてサステナブルなのか。これらの課題を念頭に、人間が生活するうえで必ず必要な「建築」のパーツである「窓」という視点からカーボンニュートラルについて考えます。 日本における建築分野の経済規模、建築分野が排出する温室効果ガス、建築における窓の重要性、窓による脱炭素への貢献、日本の住宅の現状、我慢の省エネによる弊害など、これらの情報を整理し、皆さんと共有することで一緒に議論していきたいと思います。
16:30〜17:20
全体総括








